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白金の隠された出生の秘密

白金は「白い金」と書いて、なぜ「金」ではないのか・・・・・

 

今現在日本では、プラチナという名称が浸透したため、ジュエリーでの「白金」という表示は少なくなっているかもしれないが、化学の分野でもプラチナの名称は「白金」だし、プラチナを含む、ロジウム、パラジウム、オスミウム、イリジウム、ルテニウムらの元素のグルーブ名は、「白金族」である。

 

それではどうして、プラチナ(Pt)は、「白金」と呼ばれるのか。

 

ウィキペディアには、

 

----プラチナの和名「白金」は、江戸時代の蘭学者、宇田川榕庵(ようあん)が著した化学書「遠西医方名物考補遺巻八」(えんせいいほうみょうぶつこうほい)に、白金(一種銀色の金属、原名プラチナ)の訳語があり、榕庵が命名し日本で最初に使われた用語と言われている。---

とある。

 

プラチナの白い容姿からこう命名されたようだが、なかなか誤解を招く名称であり、オランダ語の原名のまま「プラチナ」にしていたら消費者も混乱することがなかったのに、、、、

 

と榕庵に文句の一言でもいいたいところだが、彼もまさかこの「一種銀色の金属」がこんなにポピュラーになるとは夢にも思わなかっただろうと思うのである。

 

というのも、この金属、ヨーロッパで注目されたのが18世紀半ば、と金や銀にくらべるとかなり遅い。

しかもその当時は、プラチナの高い融点ゆえに(1,769 ℃)使い道がない、と思われ重要性はなかった。

 

ジュエリーに使われたりするようになったのは、19世紀、酸水素溶接が発明されてからのこと。

 

その後、この江戸時代に「白金」と命名された白い金属は「一番高貴な金属」としての華麗なるみちを歩むことになる、、、、。

 

つづく